2008年02月12日
タカラとトミー
合併するなんて昔じゃ考えられませんでした。
株式会社タカラトミーは、日本の玩具メーカー。
2006年3月1日に大手玩具メーカーである、タカラとトミーが合併することによって誕生した。
この時期、バンダイが大手ゲームメーカーのナムコと経営統合するなど業界の再編が進んでいたが、タカラトミーはタカラがチョロQ実車化の事業失敗で廃業倒産寸前になるところ、トミーが救いの手を差し伸べる形で誕生した。
トミーはバブル崩壊後、自社ブランドによるヒット商品になかなか恵まれず停滞気味で業績が悪化し、会社が傾いて経営危機に陥ったが、ファービーとポケモン関連商品のヒット、リストラなど事業の縮小で乗り切った。一方のタカラはトミーと違い、ブームになったヒット商品を繰り出してきたが、ブーム終了後の反動で過剰な在庫を抱えることが多発した。
もっともこの合併は決して平坦ではなく、一時は物別れになりそうなところをインデックス(当時)の落合正美が間に入って合併にこぎつけた経緯があった。
この合併によって玩具分野では業界首位の売上げを誇り、ゲームを含めた分野で見ても上位に入る国内屈指の玩具メーカーとなる。とは言え、合併に伴う事業の整理や負債の解消などの課題点も少なくない。この合併によってこれまでの両社の持っていた資産を活用した新商品が開発・発売されるだけでなく、筆頭株主であるインデックス・ホールディングスおよびその関連会社やタカラトミーのグループ会社との間でのコンテンツや版権ビジネスの相互活用を図るものと思われる。しかし、キャラクターコンテンツ産業については先代のトミー社長(富山允就)の方針もあり、ほぼ無関心で手を出そうとしなかった。キャラクターの人気を利用したやり方を否定し、あくまでも玩具の出来あいで勝負という職人気質に近い持論を持っていたからである。ところが近年、玩具業界ではコンテンツ産業やキャラクタービジネスが重要視されるようになり、この分野に遅れをとっていたのでキャラクターに力を入れ始め、フィギュアや抱き枕などを作るようになった。
合併後に発売された新製品は新ロゴを使用しているが、一部の新製品は旧タカラ、旧トミーのレーベルを使用している(ネオブロックスなど)。
トミーは海外展開に力を入れており、ハズブロと業務提携して代理店(実質的には子会社のトミーダイレクトが担当)となり、スターウォーズ関連商品などを扱ったり、ディズニーの関連商品をほぼ独占的に扱っている。そのため、合併後の会社名も英語表記では「TOMY COMPANY,LTD.」となっている。また、トミーは東京ディズニーランドおよび東京ディズニーシーの公式スポンサーの一つとして名を連ねている側面を持っていた。契約切れに伴い、2006年9月に一旦スポンサーを撤退したが、同年11月にスポンサー契約を再締結したと発表、2007年4月1日からタカラトミーとして公式スポンサーとして復帰した。
また、合併以前には、スター・ウォーズのキャラクターがビークルに変形するスターウォーズ・トランスフォーマーシリーズは国内での正規輸入販売が行えなかった。これはハズブロで製作されたその玩具シリーズは、スターウォーズとトランスフォーマーに関する版権を米国では共にハスブロが持っているが国内ではトミーとタカラで分かれていたためである。合併により国内での版権問題が解消され、同商品は基本的にスターウォーズのラインナップとして国内販売されている。
同様にトランスフォーマーシリーズの一部トイはトイボックスの商品をハズブロが海外ラインナップに組み込んだために国内販売が出来なかったが、開発を行ったトミーが金型を持っていたことが判明したためにトイボックスの協力を得て復刻・初の国内販売がされることとなった。
タカラトミーはゲーム事業に力を入れる事を公言し、インデックスと合弁会社「ティーツーアイエンターテイメント」を設立した。しかし、ここでゲームソフトを開発しているわけではなく、翔泳社やタイトーのような外部のソフトメーカーに完全に依存しており、自社開発とは言い難い面がある。
トミーは過去にもぴゅう太というハードを作り、それなりの売れ行きを見せたが、ファミコンの人気に押されて消えてしまい、ゲーム業界からも忘れられた存在となった。タカラも自社製品の『チョロQ』やオリジナルゲームソフト『闘神伝』などを中心に開発を行ったが、大ヒットとまでは行かなかった。その後、タカラのゲーム部門の展開は子会社のアトラスに全面的に委ねられる事となった。あくまでも低年齢層をメインターゲットとする玩具メーカーである両社にとってゲーム事業は必ずしも好調とはいかなかった。
なお、タカラトミーのフロンティア事業本部及びデジタルエンターテインメント事業部はポータルサイト『ゾイドユニバース』を立ち上げ、翔泳社と共にゾイドを題材にした初のオンライン戦略シミュレーションゲーム『ゾイドオンラインウォーズ』の配信サービス(有料)を2006年8月から始める予定だったが、ゲーム内容の不具合が多く大幅にずれ込んでしまい、正式サービスは11月7日から開始された。正式サービス2ヵ月後より多くのユーザを集めるように入会金及び月額利用料は無料に変更。だが、配信サービスを2007年12月25日をもって終了すると2007年6月21日に発表された。
トレーディングカードゲーム分野については、タカラは『デュエル・マスターズ』で大成功を収めてる。一方のトミーは『シャーマンキング』などのアニメを題材としたカードゲームをリリースしたものの、今ひとつの成績に終わった。
(以上、ウィキペディアより引用)
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